飲み水について

我々が普段口にする飲み水について考えましょう。

 

日本は世界でも有数の多雨地域です。年間平均降水量は1714mmで、世界の年間平均降水量のほぼ2倍近くに達します。しかし、全降水量を人口で割った人口1人当たりの平均降水推量は5200m3/年・人となり、世界平均の1/5という結果になります。更に、日本の河川は地形の関係で短いものが多く、飲み水に利用できる淡水がすぐに海へと流出してしまうという状況です。つまり、日本は必ずしも水が豊かな国とは言えないのです。

 

また、日本では入浴の習慣や水洗トイレが一般化しており、飲料水として以外にも多くの水を利用しています。これらの習慣に利用する水は、日本の人口が多くなるにつれて増大する一方です。しかし日本では多くの場合、これらの水を水道からの供給に頼っています。

 

つまり、日本人は口にする・しないに関わらず同じ水を利用しているということになります。

 

水資源が決して多くない国で、安定した量の水を確保するためにはどうしているか。その答えは、我々に生活水を供給している浄水場に行けば分かります。

 

浄水場はその名の通り水を浄化するためにある施設ですが、そこでは多くの薬品が使用されています。水道用消石灰、水道用ケイ酸ナトリウム溶液、水道用メタリン酸ナトリウム・・・もちろん国でこれらの薬品が加えられた水については厳しく管理され、たとえ薬品が加えられていても「人間の体に害はない」水であることは保障されています。

 

しかし、害がないとは言え、健康や美容に良い水と言うことはできるのだろうかという疑問が残ります。