老化を促進する水分不足と紫外線による光老化

老化とともに始まる乾燥

女性は10代や20代のころには、だれでも少し背伸びをして大人の女性に見えたと思ったことがあると思います。
しかし、30代を過ぎると、少しでも若く美しくありたい、見た目年齢を気にするのが女性です。特に同年齢同士ともなるとアンチエイジングは話題になります。

 

若く健康な肌というのは皮膚に潤いがあります。
豊潤な肌という形容があるように、みずみずしく、皮膚の表面の角質層に十分な水分を保有しています。水分たっぷりの健康な角質層がつややかな肌を生み出し、体の表面を覆うことで細菌やウイルスなどの繁殖を防ぎ、外からの刺激や異物を内部に入れないように、体内の水分を失わないようにバリア機能を保っています。

 

角質層の成分は、天然保湿因子(アミノ酸や尿素などの角質層内の水溶性物質)、角質細胞間脂質(セラミドなど)、皮脂(皮膚表面の皮脂膜)の3つから構成されています。
天然保湿因子は、肌が本来持っている天然の保湿成分で角質細胞全体を潤わせて、しっとりとした肌に整えています。角質細胞間脂質は、120層に及ぶ角質細胞の間をセラミド構造で保水しています。
そして、皮脂は、汗などの水分と皮脂が、アミノ酸などで入荷された弱酸性の天然のクリームのような皮脂膜を作り皮膚が乾燥しないように肌を覆っています。

 

肌の潤いを保つ、こうした成分は、女性は20歳を過ぎると女性ホルモンなどの影響で減少しています。男性の場合は、40〜50歳を過ぎると皮脂が出にくくなります。
そして、乾燥肌へとサイクルが向かい始め、しわが作られ始めます。
肌が乾燥すると、セラミドの中の水分が奪われ角質細胞はしぼみ、中にある堅いケラチン繊維が凝集した状態になります。角質の弾力は失われ、残った古い角質が熱くガサガサになり、細かい亀裂ができるんですよね。
これが小じわや、目の周りのちりめんじわと呼ばれるものです。
乾燥肌の人の中には、「自分は水分をたくさん飲んでいる」とか「ゆっくり半身浴をしているのに肌が乾燥してしまう」という人がいます。角質層は水分だけで成り立っているわけではないので、水分だけ維持することはできません。また、飲んだ水がそのまますべて肌の角質層の中に保有されているわけでもありません。

 

もちろん、皮膚には水分があるのが大前提なのですが、若々しい肌を維持するには水分と水部鵜を保持するコラーゲンやヒアルロン酸など、脂質類や天然保湿因子がバランスよく必要になります。皮脂膜に必要なのは脂質と水分ですから、脂質だけを補っても河が皮膚から汗が出なければ膜にはなりません。はdなお奥の真皮にしても真皮中のヒアルロン酸が水分をかけてこそ、ふっくらとした肌を作り出すのに役立ちます。

 

肌が乾燥している状態は、皮膚の中からも水分が十分に行き届いていないことには間違いありません。

 

真皮にある繊維芽細胞の活動をと鋭くさせるのも水分不足です。
繊維芽細胞はコラーゲンの合成と分解を調整しています。健康な大人では、合成量と分解量は等しく、絶えずいれかわりをしながら一定のコラーゲン量を維持しています。水分不足になると、コラーゲンが分解されても合成が遅くなり補給が間に合わなくなります。そのため、肌の張りを支えるコラーゲンや弾力を持たせるエラスチンの量が減少し、肌細胞を作り出す力までも衰えていきます。
しわ、たるみ、肌の老化が進行してしまうことになります。
更年期には、いっそう女性ホルモンの分泌量が減るため、乾燥がすすみ、コラーゲンが硬くなり産生量も減少します。
ふっくらとした肌の軟らかさが失われ、げっそりとして、こけた老け顔になります。脂肪層までが薄くなり肌は非薄化(薄くなる)していくので、紫外線などの外界の影響は受けやすくなっていきます。そんな時こそ、浸透性の高い抗酸化作用のある水で水分不足を補う必要があります。